WebデザインやDTPデザインを制作している皆様へ、デザインをつくるうえで、コンテンツは絶対に欠かせないですよね!Webサイト、カタログ等をつくる際にまず考えるのはどんなコンテンツが必要なのか!どういったコンテンツを入れれば、顧客(ユーザー)に響くのかなどを考えた事はありませんか?ある程度キャリアを積んでくると、デザイナー+コンテンツデザイナーとして仕事をすることが増えてくると思います。そんなデザイナーの皆様にデザインをする際にスムーズにコンテンツを考えられるよう、私の経験を元に簡易的ではございますが記事を書いてみましたので、少しでも参考になればと思います。
目次
コンテンツとは?
まずコンテンツとは何なのでしょうか?皆様、デザインをするうえでコンテンツとは何なのかを一度は思ったことありませんか?コンテンツ=内容・中身という意味を分かっている方は多いと思いますが、しっかり調べてみるともっと深い意味があったりします。 とても分かりやすいブログ記事がございましたので、ご紹介いたしますね!
「コンテンツ」の意味
コンテンツは、直訳すれば「内容」や「中身」という意味があります。しかし、最近Webサイトで使われている意味としてはただ単に内容を指すだけではなく具体的な「情報の中身」を表し、そこに含まれる情報が重要視されている傾向にあります。 カナダ出身の英文学者であるマーシャル・マクルーハンは、メディア論を発表したことでメディア研究の分野で有名になりました。まだ、スマホやPCがない時代からすでに現在のメディアの発展を予言しており、1964年に刊行された彼の代表作の1つである『メディア論・人間の拡張の諸相』の中で、「コンテンツはメディアにあたり、メディアとはメッセージである」と提唱しています。つまり、半世紀以上前から、コンテンツはそれ自体がメッセージを発信するものになるとわかっていたのです。
こちらの記事より引用しております: https://blog.core-j.co.jp/high-quality-content
このように、ただ単に内容を決めていくのではなく、より情報が濃く意味あるコンテンツを考えなければならないと言う事がわかりますね!
コンテンツの重要性
私はコンテンツについて、デザイナー走り出しの頃は深く考えた事がなかったのですが、今ではデザインを制作するうえでは欠かせられない、とても重要な事だと認識しております。 このコンテンツの重要性を認識してデザインを制作する方と認識が浅くデザインをする方では、大きく違いがでてきます。デザインの本質的な事が分かっていないと、いくら見た目の良いデザインを作ったとしても、顧客(ユーザー)には欲しい情報など的確に伝わる事が少ないのではないでしょうか!広告をデザインするデザイナーは自己満足ではなく、如何に消費者に「どんな顧客で」「どんなことを」「どのように伝えたら刺さるのか」を考えてデザインを制作しなければ良いデザインとは言い難いですよね!
このようにコンテンツが如何に重要なのか、コンテンツの内容によって、どのようにデザインに影響を与えるのかという事が重要になってくると思います。
良質なコンテンツをつくるには?
コンテンツを考えるうえで、目的や目標によって様々なコンテンツが考えられると思います。 そんなバリエーションあるコンテンツをどの様に考えてつくると、より良いコンテンツが作れるのかなど考えた事はありませんか?また、コンテンツを制作する際にいきなりWebサイトのワイヤーフレームを作成したり、どんなビジュアルにしようと考えたりしていませんか? コンテンツをつくるにも、まず顧客(ユーザー)がどんな事を望んでいるのか、どんな情報を伝えれば顧客(ユーザー)に突き刺さるのかをと言う事を盛り込んで、引き立たせるコンテンツを考えていくと良いと思います。
コンテンツストラテジーブリーフを練る
コンテンツストラテジーブリーフ(Contents Strategy Brief)とはコンテンツの情報を細分化し、より明確にして簡潔にまとめるコンテンツ戦略の一つの事です。 まずはこのコンテンツストラテジーを作成していくことから始めると良いと思います。 私の場合はこんな感じで組み立ていきます。
- 目的とする事は何か
- 目標とする事は何か
- 顧客と商品・商材の関係性
- 商品・商材の特長や強みは何か
- どんな人をターゲットにしているのか
- 利用シーンは
- プライオリティをつける
- どのような形でコンテンツを人に伝えるといいのか
などを考えてコンテンツをつくると、意外と必要になるコンテンツが明確にみえてくると思います。
コンテンツをデザインで表現する
それでは、コンテンツをデザインする際に皆様当たり前の事でご存知かと思いますが、コンテンツをデザインで表現する方法は大きく二つに分けられると思います。
1.「キャッチコピー・リード文・テキスト」で伝える。
2.「ビジュアル」で伝える
という この二つを上手く組み合わせてコンテンツストラテジーブリーフで洗い出したコンテンツをデザインに落とし込んでいくと良いと思います。
コンテンツの特徴をキャッチコピーで伝える
ターゲットである顧客に対して、ただカッコイイだけのキャッチだけでは、何の事を言っているのかさっぱり伝わらない事があります。だからこそ顧客の心に響くキャッチコピーを考えて表現しなければなりません。また、本文などに顧客が検索すると思われるキーワドや情報を入れてSEO対策になるように構成してデザインが出来るといいですよね!予算があるクライアントにはコピーライター等に依頼してより良いデザインにするのもいいですね!
コンテンツの特徴をビジュアルで伝える
コンテンツに目を引かせるには、印象に残るビジュアルでユーザビリティ・アクセシビリティの事を考えてデザインをしなければなりません。また、メインとなるメインビジュアルには力を入れてデザインをすると良いと思います。WebサイトだとTOPページの箇所やコンテンツのメインとなる箇所、カタログなどですと表紙や見開きの箇所にデザインをしっかり施すといいと思います。なぜなら、メインビジュアルはコンテンツを読んでもらうきっかけになったりする事が多いからです。 また、メインビジュアルに関わらず、顧客に伝わるようなビジュアル・導線はデザインをするうえで重要だと思いますので、是非実践してみてくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?コンテンツはとても重要性が高いですよね!ただ中にはコンテンツよりもデザイン性を求めるクライアントもいると思いますので、臨機応変に対応していけるといいですよね!デザイナーもなかなか奥深い仕事ですよね!だからこそデザインをするのは楽しいのだと思います。因みに弊社は、とてもデザインを楽しんでいるスタッフだらけで、日々の仕事が充実して働いております。是非弊社で一緒に働いてみたいと思う事がございましたら、お気軽に下記にてご連絡をいただければと思います。
一緒に仕事を楽しも〜!!!