こんにちは。GrowGroupのディレクター、畑中です。
今回のブログでは、世界で最も活用されており、当社でもWebサイト制作の約9割近くを占めるWordPress(ワードプレス)を「快適で安心して運用できる」という点から、レンタルサーバーを厳選して6つご紹介したいと思います。
昨今では、WordPress(ワードプレス)もブログ以外に、一般的なコーポレートサイトや、簡易的なWebシステムを搭載したサイトが構築できてしまうなど、多岐にわたる運用が考えられるため、今回は読者の皆さまでも圧倒的に多いと考えられる、下記の前提条件のもとで厳選し、ご紹介をしたいと思います。
目次
前提条件
- Webサイトは20P程度でコーポレートサイトとして活用
- WordPressの数は1つ、場合によっては2つ作成することも想定
- レンタルサーバーでは、メールも使用(info@grow-group.jpなど)
※いわゆる小~中規模のコーポレートサイトを自社内で更新したいという場合の前提となります。
ここは必ず抑えておきたい比較ポイント!
MySQL(データベース)の利用可能数
WordPress(ワードプレス)ではそもそも、このMySQL(データベース)の作成ができないと構築環境が作れないため、必須条件となります。
また、今後複数のサイトやWordPress(ワードプレス)の運用を考える際には、最低でも1つ以上MySQL(データベース)の作成ができるかどうか要チェックです。
サーバーの処理速度(表示速度)
WordPressはPHPやMySQLを使用したCMSとなるため、サーバーの処理速度が遅いとサイトの表示速度が遅くなります。
そのため、あらかじめ表示速度が速いサーバーをチェックしておくことが重要となります。
サーバーの容量
WordPress(ワードプレス)自体はそこまで重いCMSではないため、上記の前提条件の場合には16GB以上であれば十分です。
ただし、独自のメールアドレスをどの程度、作成するかにより前後するためその点を考慮しサーバーを選びましょう。
WordPressの自動インストール可能の有無
サーバーによっては、WordPress(ワードプレス)を1~3クリックで自動インストールする機能などが用意されているため、初心者の方や、WordPressで初めて運用される方は必見です。
WordPress(ワードプレス)の厳選レンタルサーバー一覧表
サーバー名 | マルチドメイン | MySQL | インストール | 初期費用 | 月額費用 |
---|---|---|---|---|---|
ロリポップ ライト | 50個 | 1個 | 自動あり | 1,500円 | 250円~ |
お名前ドットコム SD-11 | 無制限 | 50個 | 自動あり | 無料 | 900円~ |
さくらインターネット スタンダード | 20個 | 20個 | 自動あり | 1,029円 | 515円 |
ヘテムル | 無制限 | 100個 | 自動あり | 3,950円 | 1,500円 |
エックスサーバー X10 | 無制限 | 50個 | 自動あり | 3,000円 | 900円~ |
WPX | 10個 | 10個 | 自動あり | 5,000円 | 1,000円~ |
ロリポップ!(ライトプラン)
まずはWordPressを1つのサイトで手軽に試したいという方におすすめなのはロリポップです。マルチドメイン数は50個ありますが、MySQLは1つのため、WordPress(ワードプレス)が入るのは1つのサイトのみとなりますので、ご注意ください。
少しWordPressの表示速度が遅いなと感じることもしばしばありますが、初心者の方に手軽におすすめなサーバーです。
お名前ドットコム(SD-11)
お名前ドットコムの共有レンタルサーバーです。レンタルサーバーでは珍しい電話サポート付きなので、少しサーバーコントロールパネルなどの操作が不安な方にはおすすめです。ドメインとレンタルサーバーのセットで契約するとサーバー料金が割安になるなどの得点も多数!
さくらインターネット(スタンダード)
WordPress(ワードプレス)が1つから複数運営をしたい方におすすめなのはさくらインターネットのスタンダードです。
月額515円とランニングコストも低めで最大20個のMySQLが使用できるため、20個までのWordPress(ワードプレス)であれば運用いただけます。
Heteml(ヘテムル)
大容量で複数のWordPress(ワードプレス)も運営したい方におすすめなのヘテムルです。このヘテムルの特長としては、何といっても大容量という点です。
SSD 256GBのため、高速に大容量のデータでもご活用いただけます。
エックスサーバー(X10)
WordPress(ワードプレス)といえばこのサーバーというユーザーもいる、エックスサーバー。大容量で高速サーバーが特長的なサーバーです。
その割に価格も月額900円からと、初心者の方から、複数サイトを運営している方まで安心できるサーバーです。
WP X
WP Xは、エックスサーバーのWordPressに特化した高速表示のサーバーです。また、独自ドメインが無料と太っ腹なサーバーのため、WordPress(ワードプレス)で運用している企業サイトなど様ざまな利用シーンでご活用いただけること間違いなし。
まとめ
今回はWordPress(ワードプレス)を活用した際に、「快適で安心して運用できる」という視点から、6つのレンタルサーバー比較を掲載させていただきました。
昨今では、格安レンタルサーバーにおけるハッキングや改ざんなどの被害も多く耳にすることもありますので、価格だけではなく、Webサイトに適した信頼できるサーバーを選定する必要があります。
そんなときにはぜひGrowGroupにWebフォームなどから「こんなWebサイトを考えているけど、どのサーバーが良い?」と尋ねてみてください。
適切なサーバーをもちろん無料でご紹介させていただきます。