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ホームページ制作の流れと制作期間。遅延対策もご紹介!

花村 元気
  • ディレクション
公開: 2020.07.27 更新: 2022.01.17

1つのホームページを作るのに、どういった工程でどのくらいの期間で制作できるか知らない担当者の方も多いと思います!
そんな方に向けて、今回はホームページ制作の大まかな流れと、おおよその制作期間をご紹介します。

ホームページ制作の流れ

ホームページを作るときには、大まかに4つの工程で制作を進めていきます。

① 打ち合わせから発注工程

こちらは、制作会社との打ち合わせと発注までの工程となります。発注決定が速いお客様で1ヶ月程度、通常だと2ヶ月程度、遅いお客様だと3カ月以上かかります。
発注決定が速いお客様の特徴としては、以下3項目が具体的に決まっているお客様です。
・ホームページを制作orリニューアルする目的
・参考サイトや、詳細の仕様(ページ数、必要なシステムなど)
・予算と納期

ここが明確でないとなかなか内容が決まらず、発注決定までにかなりの時間を要してしまいますので、事前に決めておくことをお勧めします!

② 構成ラフの作成

次の工程は、構成ラフ(モックアップ)というホームページの下書きづくりとなります。デザインはされていない、白黒の状態で作っていきます。これを作る目的は、何をどこに配置するか・どんな情報を入れるかを明確にするためです。
この工程にかかる期間は、おおよそ1ヶ月程度です。この作業がホームページの土台となりますので、かなり重要な工程となります。

 

③ デザインの作成

前工程で制作した白黒の構成ラフに、カラーや装飾をつけていきホームページのデザインを作成していきます。こちらの工程もおおよそ1ヶ月程度かかります。

 

④ コーディング

制作したデザインをWeb上で表現するために、コーディングという作業を行います。こちらの工程は内容によって大きく変動しますが、おおよそ1ヶ月~2ヶ月程度かかります。

製作着手から完成までにかかる期間

打ち合わせ~発注期間を除いた、大まかな制作期間を記載します。
ページ数やシステム・デザイン要件によってかなり左右されるため、様々なパターンを記載しました。よければ参考にしてください。

1Pのサイト(LP)の場合

広告を出稿するために作られることが多いLPサイトですが、おおよそ1ヶ月半程度の制作期間がかかります。

15P程度のホームページの場合

よくあるコーポレートサイトの規模がこのくらいのページ数かと思います。おおよそ3ヶ月程度~3ヶ月半程度かかることが一般的です。

30P以上のホームページの場合

ページ数が多くなるにつれて、制作期間は長くかかってきます。
30Pのホームページでおおよそ4カ月~4カ月半の制作期間がかかり、それ以上の100P規模のサイトになると6ヶ月以上かかることが一般的です。

システムを導入する場合

会員登録機能・決済機能・検索機能などのシステムを導入する場合は、半月~1ヶ月の制作期間がプラスしてかかることが一般的です。
その他複雑なシステムを組もうとする場合はさらに制作期間がかかりますので、事前に要件を洗い出しておく方がいいかと思います。

デザインコンセプトの制作がある場合

ブランディング案件に多いですが、制作を進める前にライターの詳細ヒアリング・キャッチコピーの策定・デザイン定義書の作成などが必要になる場合です。
この場合は、1ヶ月~2ヶ月程度の期間がプラスしてかかることが多いです。

製作期間のまとめ

・簡易的なホームページ(1P程度)なら、おおよそ1ヶ月~1ヶ月半
・一般的なコーポレートサイトなら、おおよそ3ヶ月~3カ月半
・大規模のホームページなら、おおよそ4カ月~6ヶ月。もしくはそれ以上
・ホームページにシステム(機能)やコンセプトが必要なら、おおよそ4カ月~6カ月

できるだけ制作期間を短くする方法

4ヶ月程度の制作期間を2ヶ月にすることはできませんが、3ヶ月半程度に短縮できる方法もあります。その方法をいくつか紹介させていただきます。

共通認識を持つ

「Webサイトの目的は○○である。」
この共通認識が制作会社と自社内で一致していないと、多くの場合スケジュールが遅延します。また、社内のプロジェクトメンバー間でも同じです。
なぜなら、Web担当者は○○だと思っているが、上司は××だと思っているなどのずれが発生し、構成やデザインの作り直し作業が出てくるためです。長い時で1カ月以上修正作業に時間がかかることもあります。

共通認識を持ったうえで制作が進むと、確認作業や修正期間が短くなり、結果として納期が短縮できます。Web制作会社と打ち合わせを行う担当者の方は、Webサイトの目的のすり合わせを怠らないようにしましょう。

プロジェクトの責任者を決める

社内でWebサイトの目的の共通認識は持てているものの、プロジェクトの責任者が決まっていないということも多々あります。
誰に最終確認をとったらいいのかが明確になっておらず、いろいろな人に確認を取り、確認作業で時間が削られ、スケジュールが遅延するというケースが代表的な例です。
責任者を決めることにより作業が円滑に流れ、結果として納期が短縮できます。

最後に

長々とはなりましたが、以上が、ホームページ制作の流れ・制作期間とその短縮方法となります。
ご不明点やご相談がございましたら、是非GrowGroupにご相談ください。

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著者情報
営業
花村 元気

某求人広告からWeb業界に来た、最強のWeb初心者


弊社エンジニアが執筆したWordPress標準デザイン講座が出版されています弊社エンジニアが執筆したWordPress標準デザイン講座が出版されています
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