ホームkeyboard_double_arrow_rightナレッジブログkeyboard_double_arrow_right【ホームページ制作】~ターゲット設定はしない方がいい!?~

【ホームページ制作】~ターゲット設定はしない方がいい!?~

花村 元気
  • コンサルティング
  • デザイン
公開: 2016.12.28 更新: 2022.01.17

おはようございます。

こんにちは。

こんばんは。

どうも。グローグループの最強のWeb初心者。「じぇんきー」でございます。

1年も早いことで、もうすぐ2016年が終わろうとしています。年の瀬ということで、年初めに設定した1年の目標を振り返ろうとしたところ、そもそも設定していない事実に気が付き、少しセンチメンタルな気持ちになっています。

そんな話はさておき、今回はターゲット設定について少しお話ししていきます!

 

ホームページを差別化する大前提

当たり前の事ですが、ホームページを差別化してしっかりとターゲットに響くようにするには、まず商品やサービスが差別化されていないといけません。その前提があり、やっとホームページが差別化できるようになります。そこで、

①サービスや商品のターゲット設定方法

②ホームページのターゲット設定方法

これを順を追って説明していこうと思います。

 

サービスや商品のターゲット設定方法。

サービスや商品のターゲットを考えるときに、まず前提として【ターゲット設定から入らない】ことが重要だと思っています。これはどういうことかと言うと、「20代女性に響くサービスは何だろう」と考えるのではなく、「このサービスが20代女性に響くためにはどうしたらいいのだろう」と考えることが重要ということです。前者の場合はターゲットの前提がありきの商品・サービスで、後者の場合は商品・サービスありきのターゲットとなっていると思います。ターゲットを前提として考えた時、その商品・サービスはありふれたものになることが多く、商品・サービスを前提として考えると、差別化されたものが出来上がることが多いと思います。

 

なぜターゲット設定から入らない方がいいのか

僕の考えとしては、ターゲットが前提としてあると、どうしてもターゲット=○○みたいな固定概念にとらわれ、新しい発想がなくなるのではないかと思います。一方、商品・サービスを前提として考えると、最初の入りにターゲット=○○みたいな固定概念がなく考えていき、その先に差別化をするためのターゲット選定が入り、新しい機能・プラスのサービスを考えていくという順序になるからだと考えます。

 

最近は、ターゲット設定やペルソナなどの言葉が先行し、そればかりにとらわれている傾向がありますが、まずはその商品やサービスを本当に作りたいという気持ちがあり、それをブラッシュアップしていきながら、ターゲット設定をする必要があるのではないかと思います。

 

性別・年齢・職種・年収・未婚既婚などまで絞った、ターゲット設定

では次に差別化された商品・サービスができたとして、それをどうターゲット設定していくかの話をします。

ホームページの新規構築・フルリニューアルするお客様にターゲットの話をすると、なんとなく理解している方が多いように感じます。御社のWebサイトや商品のターゲットって誰ですかと聞くと、だいたいの答えが、「20代の女性」などの回答をされます。確かに設定はしてますし、間違ってはいないのですが、個人的によくないと思うところは設定をし切れていないとこ。

(分かりやすく書くために女性を例にして書いていきますが、決して差別的な考えは持って無いので、寛大な心で見て下さい。笑)

 

なぜ「20代女性」というターゲット設定はダメなのか

日本に住む20代の女性人口は約600万人と言われていますが、その人たちがほとんど同じ環境や生活ということがあり得るでしょうか?一昔前なら、女性は結婚して家に入って家庭の事をやる、というということが当たり前的な風潮があったのである程度は絞れたかもしれません。ですが、今の時代にそんな風潮は一切ありません。子供がいながらも最前線でバリバリ働いている人も多くいますし、もちろん家庭に入って家のことをしっかりやっている女性もいますし、結婚しずに仕事一本で頑張っている人もいます。

こんな多様性が出てきた時代で、20代女性なんていう広い層でターゲット設定ができる訳がないと考えています。

 

そこで、年齢性別の他に、職種年収既婚未婚などの細かいところまで絞っていき、ここまでしてやっとある程度の層が設定でき、行動パターンや生活が読めてきて、どんなフレーズが響くのかなどが考えられるようになってきます。これが本来のターゲット設定です。よくペルソナと混同している方がいらっしゃいますが、ペルソナとは「具体的な人物像まで絞ること」です。ペルソナまで設定することによって、より具体的なフレーズなども考えることができるようになります。ペルソナについては、次回のブログで詳しく書いていこうと思います。

※偉そうに語っておりますが、性別・年齢・職種・年収・未婚既婚などまで絞ったターゲット設定は、いろんな本に書かれていることをじぇんきーなりの言葉に置き換えて話しているだけなことは内緒です♪

まとめ

今回の話をまとめると、

①商品・サービスを差別化したいなら、まずは【ターゲットを設定しない】。

②多様化が出てきた時代なので、ターゲット設定はより具体的に。(性別・年齢・職種・年収・未婚既婚など)

となります。ここまでの話、納得できたでしょうか?

「一度話を聞いてみたい。」「納得ができない!間違ってる!」、「じぇんきーって名前ダサくね?」と思った方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。いつでもどこでもお伺いします!

・・・どこでもは嘘です。

以上、じぇんきーでした!アディオス!

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著者情報
営業
花村 元気

某求人広告からWeb業界に来た、最強のWeb初心者


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