企業や個人ですでにホームページを公開している方は少なくないでしょう。運用をしている人の中には、何を大切にしてホームページを管理していけばいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。また、長い間運用し続けているのにも関わらず、希望の成果が得られていない人もいるでしょう。そこで、今回はホームページの運用で大切なことをご紹介していきますので、興味のある人はぜひチェックしてみてください。
目次
ホームページの運用で大切なこと5つ
運用する上で大切なことは大まかにわけて5つあります。それぞれ詳しくご説明していきますので、参考にするといいでしょう。
①ホームページは随時更新する
1つ目の大切なことは、ホームページを放置せずに、随時更新をし続けることです。このことは、運用する上でもっとも大切なことになります。
当然のことと思われる方も多いですが、ページを更新するためには時間や手間が必要になってきます。更新作業を通常業務と平行して行わなければならない方も多いため、実際にできていないという人も少なくありません。
では、随時ホームページを更新することでどのような利点を得ることができるのでしょうか。
お問い合わせ件数を伸ばせる
ページを更新し続けることで、閲覧者の不安を減少させることができます。製造業を例に取って見ていきましょう。
製造業のホームページで製造の実績を更新し続けることで、今までどのような製品を作ってきたのかが明確になります。もし、実績の中でページ閲覧者が発注したい素材と似たものをすでに製造しているのなら、閲覧者がどのようなものが出来上がるのか想像しやすく、不安を減少させることができます。不安が少なくなれば、お問い合わせをためらってしまう人が少なくなるため、ホームページからの発注件数が伸びる可能性があります。そのため、更新頻度はお問い合わせ件数にいくらかの影響を与えると言えます。
ちなみに、製造業の方でホームページに悩みがある方はこちらから無料で相談できますので、ぜひチェックしてみてください。
閲覧者に親近感を感じてもらえる
ホームページにコラムなどを設けてブログを更新することで、職場の雰囲気やどのようにクライアントと接しているのかを文面から伝えることができます。そのため、閲覧者に親近感を感じてもらいやすくなります。
②ロングテールキーワードを使った戦略を活用
2つ目の大切なことは、ロングテールキーワードを使用してコンテンツを作成することです。ロングテールキーワードとは、3つ以上のワードをキーワードとすることです。例えば、「製造、瓶、費用」などです。
通常、コンテンツを制作するときは、1つもしくは2つの言葉をキーワードとして選定します。例えば、「製造業、委託」や「製造、費用」などです。十分、2つのキーワードでも上位表示を狙うことができますが、競合が高いキーワードの場合、上位表示させることが難しくなります。
一方、ロングテールキーワードを使用して、3つ以上のキーワードを使用することで、競合性が少なくなるため、上位表示させやすくなります。また、呼び込みたいターゲットに訪問してもらえる可能性が高くなるので、成果を得やすくなります。
③コンテンツを充実させる
3つ目の大切なことは、ホームページのコンテンツを充実させることです。もちろん、記事数が多ければ多いほど、成果が出やすくなるというわけではありません。しかし、記事を増やしたり、動画を掲載したりしてコンテンツを増やすことで、検索エンジンにヒットしやすくなり、アクセス数を増やせる可能性があります。また、情報が多く掲載されており、ページとページの動線が確保されていれば、ユーザーがサイト内で巡回してくれる可能性が高くなるため、離脱率の低下を期待することができます。離脱率が少なくなれば、閲覧者がサービスを利用したり、商品を購入したりする可能性が高まるため、成果に繋げられやすくなります。
④動線を強化してユーザーが快適に周回できるようにする
4つ目は、動線を強化することです。先程少し触れましたが、サイト内でページからページへ周回できるように動線を確保しておくことで、お問い合わせをしてくれる可能性が高くなります。例えば、ブログの最後の見出しにお問い合わせフォームへのリンクを掲載しておくことで、ブログを読んだ後に相談を促すことができます。
また、「不安がある方はこちらへ」というリンクを設置して、Q&Aのページに遷移させることで顧客の不安へのサポートを行うことができます。相談を促したり、不安を減少させたりすることは成果へ繋がることもあるので、動線の確保は大切なことのひとつになるでしょう。
⑤スマホユーザー目線の運用を実行しよう
最後の大切なことは、スマホユーザー目線の運用を行うことです。現在、Webサイトを閲覧する半数以上のユーザーがスマホを使っています。そのため、ホームページにおいてスマホ対策は必要不可欠になります。
スマホ対策のひとつとして、レスポンシブデザインを挙げることができます。レスポンシブデザインに対応することで、スマホ画面に合わせてコンテンツを表示させることができるので、見やすいページを提供することができます。スマホユーザーが多く、スマホでの利用のしやすさは成果にも繋げられるので、レスポンシブデザインに対応していない人は、制作会社に相談することをおすすめします。
運用の続け方
運用を続ける方法は、大まかにわけて2つあります。どちらかの方法を選択してホームページの運用を継続するといいでしょう。
自社もしくは個人で運用をする
運用方法のひとつとして、自分で管理する方法を挙げることができます。自社もしくは個人でホームページを更新したり、コンテンツを充実させたりする方法です。
ある程度WebやSEOに関する知識がある方なら、自分自身で管理していくことができます。また、時間に余裕がある方であれば、勉強しながら自身のホームページを運用していくことが可能でしょう。
制作会社に運用を任せる
そのほかにも、制作会社に依頼する方法を挙げることができます。実際に日本の企業の中には制作会社に依頼しているところも多いです。
制作会社に依頼すれば、コンテンツ制作などを代わりに行ってくれるため、更新に時間をかける必要がなくなります。また、予算があればレスポンシブデザインに変更して欲しいなどの要望にも応えてくれるので、運用の負担を軽減することができます。Webへの知識が少ない方や本業に集中したい人は制作会社への依頼を検討するといいでしょう。
運用だけでなく制作会社ならホームページ制作も可能
ちなみに、制作会社なら、運用だけでなくホームページ制作を任せることも可能です。実際に、これから新規ポータルサイトの立ち上げを検討している方もいるのではないでしょうか。ホームページ制作を任せることで、思い通りにデザインで運用ができるなどのメリットがあります。ちなみに、こちらのページでは、制作会社に依頼するメリットを解説していますので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
今回は、運用で大切なことを5つご紹介していきました。実際に、ご紹介した中で実行できていないものがあったという方も多いのではないでしょうか。時間に余裕がない方やWebに関する知識に自信がない人は、一人で抱えてしまうのではなく、制作会社に運用の相談をしてみてはいかがでしょうか。