サーチコンソール(Google Search Console)とは、Google社がWebデベロッパーに提供しているWebサイト可視化ツールです。主に、Webページがインデックスされているかどうかをチェックすることができたり、検索クエリを把握することができたりします。サーチコンソールは、2015年5月20日までGoogleウェブマスターツールと呼ばれていたサービスです。2018年には新しいバージョンの検索コンソールが導入され2019年9月にはダッシュボード等の古い機能が排除されました。
サーチコンソールは、Webサイトのデベロッパーが自サイトのサイトマップを作成し、それをアップロードすることで、Google側がサイト内容を把握することができます。新しいページ等を作成したときに、URL検査・インデックス登録をリクエストすることでクロースしてもらうことが可能です。そのあとにWebページが検索エンジンに反映されます。
サーチコンソールでは、Webページだけでなく、動画ページのインデックス登録も可能です。また、エクスペリエンスでクローラーが発見した問題のあるページ等をデベロッパーに教えてくれます。エクスペリエンスの問題は検索結果に影響を与えるといわれているため、SEO対策をする際の重要なポイントです。
サーチコンソールの対象ユーザーは、ビジネスオーナーやマーケティング担当者、サイト管理者、Webデベロッパーなどが挙げられます。使用するためには、有効なGoogleアカウントが必要です。