ユーザビリティとは、製品やサービスの使いやすさを表す言葉です。国際標準機構(ISO)は、ユーザビリティについて、提供されるサービスや製品、システムを利用する際に特定のユーザーが効果や効率、満足を伴って目標を達成する度合いと定義しています。つまり、ストレスなく簡単に操作して目的を達成できるサービスやUIをユーザビリティが高いと表現するが多いです。
ユーザビリティの権威として知られるヤコブ・ニールセン博士によれば、ユーザビリティは、『学習のしやすさ』『効率性』『記憶のしやすさ』『エラー発生率』『主観的満足度』の5つの要素によって左右されると定義しています。これらの要素が悪くなるとユーザビリティが低くなり、逆に良くなると高くなるのが一般的です。
アクセシビリティは、ユーザビリティに含まれる言葉で、体の不自由な方に読み上げ機能などを提供し、読み取りやすさに配慮したコンテンツのことです。特に、公共機関などのサイトでアクセシビリティを考えたデザイン設計が広く採用されています。