Aレコードとは、Addressレコードの略称でドメインをIPアドレスに変更するためのレコードです。DNS設定においてもっとも基本的なレコードとなっています。
Webサイトは、人間が覚えやすいURLから構成されますが、AレコードはそのURLからIPアドレスに変換しWebページを表示させるのが主な役割です。Aレコードが正常に設定されていることでIPアドレスにアクセスすることができます。そのため、もしエラーなどが発生している場合、Webサイトへアクセスすることはできません。
具体的にAレコードは下記のような内容になります。
ds1.test.com IN A 192.168.0.34
INの後ろにある『A』がAレコードであることを示しています。この表記の場合、ds1.test.comを192.168.0.34に変換するという意味です。INはインターネットのINであり、クラス名となります。Aレコードで記載するIPアドレスはIPv4です。IPv6形式でIPアドレスを記載するときは、AAAAレコードとして設定します。Aレコードはドメインを取得した業者のDNS設定から行うのが一般的です。