サブドメインとは、ルートドメイン以外のドメインのことです。一般的に、メインサイトとは別の情報を発信したいときに使われます。例えば、グーグルのメインサイトは『https://www.google.com/』ですが、Gmailは『https://mail.google.com/』です。メインサイトのドメインにmailが追加されてmail.google.com/となっていますが、Gmailのサイトはグーグルのメインサイトのサブドメインであるといえます。検索エンジンとメールサービスは全く異なるサービスです。このように、異なるコンテンツ制作を行いたいときにメインサイトとわけてサブドメインを使用するケースが多くなります。
サブドメインを使用する理由は、ブランディング効果を得るためです。異なるサービスである場合でもルートドメインとサブドメインに統一性があれば、ユーザーは運営元を簡単に把握することができます。例えば、GmailのWebサイトのURLを見れば、Googleのサービスであることが一目瞭然です。はじめてサブドメインを見たユーザーに信頼感を与えることができるため、躊躇なくサービスの利用を促す効果を期待できます。また、費用の負担を和らげることもメリットとして挙げられます。別々でドメイン契約するよりも年間の料金を抑えることができるため、費用を節約することが可能です。しかし、サブドメインに制限をかけているところもあるため、料金の詳細はお使いのサービスで確認する必要があります。