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Googleアナリティクス(アクセス解析)

2023.08.09

Googleアナリティクスとは、検索エンジンを手掛けるGoogle社がWeb開発者向けに提供しているアクセス解析ツールです。はじめからGoogle社が開発したものではなく、2005年にアメリカWeb解析ソリューションプロバイダーであったUrchin社の技術が利用されています。Googleアナリティクスは基本的に無料で使用可能です。しかし、企業によってはビジネス上において既存機能が十分ではないケースもあるため、Google社はエンタープライズ向けの製品も提供しています。

Googleアナリティクスは、WebサイトのヘッダーにJavaScript解析コードを挿入することで測定することが可能です。ユーザーがWebサイトに訪問するたびに匿名情報が収集されます。これらを集計することで分析結果をデベロッパーに提供することが可能です。

主な使用目的としては、訪問者の動向を把握することが挙げられます。動向を知ることで、ユーザーが自サイトに対して何を求めているのかがわかったり、問題のあるページを把握できたりすることが可能です。これにより、ユーザーが求めるサイトの正しい改善を行うことができるため、デベロッパーに利点があります。

また、SEO対策も使用目的のひとつです。問題あるページの排除、ユーザーの満足度向上により上位表示を目指しやすくなります。そのため、実際にGoogleアナリティクスはWebマーケティングにも欠かせないツールです。

さらに、広告主に対して正確なデータを提供することもGoogleアナリティクスの使用目的です。詳細な集計により細かいデータを広告主に提供することができます。また、Google Ad Plannerとの連携も可能になるため、Ad Planner内で実測データの提示も可能です。

Googleアナリティクスでデベロッパーが把握できる情報は、訪問者数や閲覧ページ数、滞在時間、サイト巡回経路、検索キーワード、コンバージョン率、ユーザー維持率、アクティブユーザー数などです。これらの情報を具体的な数値で知れるだけでなく、グラフ等でわかりやすく表現してくれるため、視覚的にも理解しやすくなっています。

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