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ホームページ作成の費用と料金相場って実際どうなの?制作会社が語る費用について

畑中 孝仁
  • 見積もり
公開: 2017.02.06 更新: 2023.10.05

初めてホームページの作成を依頼される方や、現在のホームページのリニューアルをされる方で制作業者を探してみたら、費用がピンキリで1万円から30万円、高いと100万円以上…と制作費用にバラつきがあり、いったいホームページを作るのに何が違うのか…、そう思ったことはないでしょうか。

ホームページ作成の費用は、依頼者の目的や課題から、必要なページ数やデザイン性、更新システム(CMS)や機能などが変わるため、制作業者によっては大きく費用に差が出ます。

そこで、ホームページ作成の費用別パターンでどんな特徴があるのか、分かりやすくご紹介できればと思います。

ホームページ作成の費用について

まず初めに、ホームページ作成の費用を考えた場合に、【原価】についてお話をさせて頂く必要があります。
モノやサービスには必ず原価というものがありますが、それはホームページでも変わりはありません。

たとえ、ホームページ作成であっても、そのホームページを制作(生産)している人がいるため、原価は存在します。

ホームページ作成の場合では、大量にモノを仕入れて、加工し生産する業態ではないため、原価の大半を占めるのが、制作者の技術料金、いわゆる【人件費】が中心となります。

一見、パソコンやインターネットを活用している業種のため、華やかな世間のイメージはありますが、【人工】や【工数】といった言葉があるように、【人件費(単価)×時間(工数)】で見積を算出するのが合理的です。

ここからは、実際によくあるホームページ作成の費用別のパターンをご紹介させていただきます。

自分作成型のホームページ作成 【10万円以下】

ホームページ作成費用が【10万円以下】の場合では、自分作成型が多く、ホームページを作成できる環境を業者が提供し、あとは自分で作成というパターンが多く見受けられ、原稿や画像素材、加工、レイアウトなどは自分で考える必要があるため、見た目上はチープ感がでることが多いです。

月額費用はページ数やお問い合わせなどの機能により、前後しますが、一般的には月額制が多く、数千円~1万円以下が多いです。

ちなみに、WixやJimdo(ジンドゥー)などのホームページ作成サービスもこのタイプに入ります。

まずは業者に依頼する前に、自分で試しにホームページを作ってみたいという方にはおススメです。

テンプレート型(ひな型)のホームページ作成 【20万円以下】

ホームページ作成の費用が【20万円以下】の場合では、テンプレート型(ひな型)が多く、制作業者の工数(制作にかかる時間)を省略するために、テンプレート(ひな型)を用いて、予め決められたデザインに、自社のロゴや画像、原稿などを差し替えて作成するパターンが多いため、デザインに関しては少々違和感を覚えたり、他社のレイアウトとほぼ同じということもしばしば…。

個人事業主としてこれから開業をされる方や、とりあえず安めにホームページを作りたい方などにはおススメです。

また、最近ではホームページのテンプレートだけを販売している会社も多くございますので、業種やジャンルが近いテンプレートがあるかどうか確認し、制作業者に一度相談してみるのも良いと思います。

オリジナル型のホームページ作成 【30万円~100万円以下】

一般的なホームページ作成を依頼される方に一番多い価格帯がこの【30万円~100万円以下】のオリジナル型です。

特徴は、デザインにテンプレートを使用せず、オリジナルで作成するため、依頼者の内容やご要望をお伺いながらホームページを作成します。
また、テンプレート型とは異なり、デザインがオリジナルのため、クオリティ・品質面は各段に綺麗に作成されます。

会社案内などのホームページの場合は要望をもとに、会社それぞれの業務内容や商品・サービスなどを紹介する場合が多く、デザインやページ、機能など要望に応じて作成します。

尚、30万円から100万円と費用に差がありますが、依頼者のご要望の内容がデザイン、クオリティ、機能などの要望範囲で費用の差が生じます。

課題解決型のホームページ作成 【目安:100万円以上】

ホームページの作成費用が【100万円以上】かかる場合に多いのは問題解決型のパターンとなります。この問題解決型の特徴としては、ただ綺麗なホームページを作成したいというよりは、具体的に集客や売上を伸ばしたいなど、依頼者の明確な目的や課題を解決するためにホームページを活用される場合が多く、企画や提案、設計・構成から場合によってはコンサルティングなども行うのが特徴です。

デザイン、ページ数、機能にもよりますが、コンテンツ(ページ内容)をより深く意識したホームページが必要となり、既存のホームページがあり、リニューアルをしたい場合などに多く見受けられるパターンでもあります。

GrowGroupの制作実績はコチラからご確認いただけます。

ホームページ作成の費用比較表

 費用パターン名内容
10万円以下自分作成型ホームページを作成する環境のみ手配し自分で作成するパターン※月額制が多い
20万円以下テンプレート型制作業者で工数を省略し費用を抑えるためにテンプレートを用いて制作するパターン
30万~100万以下オリジナル型制作業者でオリジナルのデザインでホームページ作成を行うパターン
100万円以上問題解決型集客や売上、お問合せ増加など明確な目的を解決するためにホームページを作成するパターン

上記のオリジナル型と問題解決型でよく使われる見積書は「ホームぺージ制作・Webサイト制作の見積もり【決定版】」の記事から見積書の内訳や内容について確認いただくことができます。

ホームページ制作を依頼できる場所

ホームページ制作を依頼できる場所は複数あり、依頼先によって料金などが異なることをご存知でしょうか。ここでは、制作会社に依頼したときの料金相場とフリーランスにお願いした際の価格をご紹介していきます。

相見積もりでのポイントを確認したい方は「ホームページの見積もりを正しく比較する5つのポイント!」もご参考にしてください。

制作会社に依頼した際の料金相場

制作会社の規模によって料金相場は大きく変化します。そのため、規模ごとにわけて料金を解説していきます。

制作会社が大規模な場合

先程もご説明した通り、人件費や工数によっても変わってきますが、大規模の制作会社に依頼した場合、100万円以上の費用がかかります。規模が大きいため人件費や設備費が高く、それらが料金に上乗せされるため価格が高いです。一方で、人がたくさんいるため、制作の進捗状況が遅れてしまうというリスクを少なくすることができます。

制作会社が中小規模の場合

ページ数や工数によっても変わりますが、30万円〜100万円程度で対応してくれるところが多いです。また、価格に良心的なところでは、15万円前後でホームページ制作をしてくれる制作会社もあります。 基本的に中小規模の制作会社では、融通がききやすく制作費用や仕様面で柔軟に対応してくれるところが多いです。また、親身に対応してくれるという点もメリットとなるでしょう。

ホームページ制作を下請けなどに任せている場合

制作会社でも外注制作をしているところがあります。つまり、下請けに完全に任せているケースです。このような制作会社に依頼した場合、マージン料が発生します。会社によっても異なりますが、マージン料は15〜40%ぐらいです。マージンがある分、料金が高額になるので、あまり利用することはおススメしません。また、下請けは元値の6割で仕事をしなければならず、作業に対して料金が見合わないと質が担保できなくなることもあります。

フリーランスに頼んだ際の料金相場

フリーランスに依頼した場合の料金相場は、10〜20万円程度になります。基本的に、制作会社で働いていたという方がフリーランスとして制作を請け負っているケースが多いため、質なども担保されやすいです。また、料金も制作会社より安くなります。

しかし、信頼関係を構築できていないと行き違いとなってしまいトラブルに発展するケースがあるかもしれません。そのため、しっかりと話し合ってから依頼することをおススメします。

ホームページ制作を依頼するなら予算計画は必須!

ホームページ制作を無計画で依頼すると予算が行き詰まってしまう可能性があります。そのため、しっかりと予算計画を立ててから制作会社に依頼することをおススメします。

予算を決める前に制作目的を確認しよう

まず、予算を決める前にホームページを制作する目的をはっきりとさせなければなりません。目的をしっかりと持つことで、予算が削れる部分を見つけられたり、力を入れなければならない箇所が見えてきたりします。
「ホームページの目的別の種類について」さらに詳しく知らいたい方は必見です。

名刺代わりが目的の人

名刺代わりにホームページを作るという方もいるのではないでしょうか。名刺代わりが目的なら、デザインに力を入れてWebサイトに訪れた人が印象に残るようにしておくといいでしょう。また、名前や住所など顧客が相談するときに必要な情報を明記しておかなければなりません。

一方で、検索エンジンからの流入を期待する必要がないため、SEO対策などインターネット上から集客する施策に力を入れなくてもいいです。そのため、名刺代わりであれば運用費に力をかけなくても済むことを理解することができるでしょう。

売上が目的の方

ホームページから売上を獲得することを目的にしている人は、あらゆることに費用を費やすというケースは多いです。例えば、初期制作費になります。売上を上げるためには、Webサイトの見栄えを気にしなければなりません。なぜなら、見栄えが良いと信頼性が高くなり、購入への不安を少なくすることができるからです。そのため、デザインも高品質にしなければなりませんので、制作会社で作ってもらうというケースが多くなります。

また、その後の運用費にもお金をかけるのが一般的です。売上を上げようと思ったら、検索エンジンからの流入を狙わなければなりませんので、コンテンツ制作などに力を入れる必要があります。

制作費だけじゃない!維持費も予算計画に含めよう!

予算計画を立てるとき、初期費用に重点を置きがちですが、名刺代わりで使うという人以外は、維持費もかかります。これから予算計画を立てるという方は維持するためにはどのような費用がかかるのかあらかじめ把握しておくといいでしょう。

「WordPressの導入費用はいくら?相場を解説」でWordPressにおける導入費用についての詳細をまとめています。

ドメインなどホームページを維持するために必須の費用

ホームページ自体を維持するための費用が必要になります。ざっと紹介すると下記のような費用になります。 ・ドメイン ・サーバー契約費用 基本的にホームページには、〇〇.comというようなドメインが必要になります。ドメインは名前やトップレベルドメインの種類によって費用は変化しますが、毎年数十円〜数万円の経費がかかります。年に1回のお支払いになりますが、更新し続けないとドメインが使用できなくなるので、ホームページを維持するためには必要な費用です。

そのほかにもサーバー契約費用を挙げることができます。サーバーは一般的に月額料金でお支払いすることになります。利用するサービスや選択するプランによっても異なりますが、数百円から数万円というケースが一般的です。

広告費用

そのほかにも、広告費用も維持費の中に含めることができるでしょう。例えば、商品をホームページで売る場合、閲覧数が低ければ多くの人に見てもらえませんので、広告を利用するという方も少なくありません。媒体などによっても異なりますが、インターネット広告なら1クリック数円〜数千円かかると言われています。

更新費用

更新費用もホームページ維持に必要なお金です。多くのホームページがコラムなどを設けて記事を随時更新しています。すべての更新作業を自分で負担するという方は予算計画に含める必要はありませんが、記事を書くことに手間を感じる人は、制作会社に委託するというケースが多いです。制作会社であれば、SEO対策を意識して記事を執筆してくれるので、多くの人に見てもらえる可能性があるコンテンツを次々に公開していくことが可能となります。

運用費用

予算計画内に運用費を含めることも検討するといいでしょう。コンバージョンを得るためには、Web制作の知識だけでなく、SEOの知識も求められます。これらすべてに対応することができないと思われる方には、ホームページの運用そのものをお任せしてしまうという人も多いです。運用を依頼すれば、記事の制作はもちろんのこと、コンテンツの管理や上位表示のための施策なども提案してもらうことができます。

追加料金も予算の中に含めておこう

維持費だけでなく、追加料金も予算内に入れておくことをおススメします。例えば、デザインの大幅な変更などが生じたときには、修正費用をお支払いする必要がでてきます。もし、予算内で追加費用を計算していないと想定外の出費となってしまいます。負担が大きくなってしまうため、制作費や維持費のほかにも追加でお支払いできる金額もあらかじめ検討して、制作会社に依頼することをおススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ホームページ作成を費用別でみても様々なタイプがあることがお分かりいただけたでしょうか。

ちなみに、GrowGroup株式会社では、オリジナル型課題解決型のホームページが多く、お客様のご要望をしっかりとヒアリングし、ご提案書を作成し、お見積書をご提示させていただいております。

提案依頼やお見積もお気軽に承っておりますので、お気軽に下記にてご連絡をください。

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著者情報
Webディレクター
畑中 孝仁

GrowGroup株式会社のディレクターを行っている畑中です。
主にマーケティングやアクセス解析を中心としてご提案から、サイト制作のディレクションを担当しております。


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