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WordPress初心者が陥りがちなトラブル6選!回避方法も解説

畑中 孝仁
  • WordPress
公開: 2019.03.28 更新: 2022.01.17

WordPressは初心者でも扱いやすいCMSとして知られていますが、ある程度知識がないとはまってしまう罠もいくつか存在しています。特に初心者は一度トラブルが起きるとなかなか抜け出すことが難しい場合もあり、大変な思いをする可能性もあるので注意が必要です。今回は、これからサイトを立ち上げようと思っている方のために、初心者が陥りやすいトラブルについて紹介するので、罠にはまって前に進めないという方は参考にしてみてください。

初心者がしてしまいがちなトラブル6つ

WordPress初心者がはまりがちなトラブルとしては、大きく分けると6つ存在しています。ここでは具体的にどのような内容なのかについてと、解決する方法についても同時に紹介していきます。

 

記事数ゼロで公開してしまう

WordPressをインストールした後は、テーマについて考えたり、デザインを考えたりとまずはサイトを仕上げることから始める方が多いでしょう。しかし、それだけに集中をしてしまうと、後々記事がないのにサイトに公開されてしまっていると慌ててしまうことになります。WordPressは、基本的にインストールをした時点では公開状態になっています。放置することで空白のページが何枚も更新されることになり、ドメインの評価が悪くなる場合があります。このようなことを防ぐために、記事作成まで時間がかかると言う場合は「wp-nologin-redirect」のプラグインをダウンロードしてください。これを入れることでサイト公開前にコンテンツが見られてしまうというトラブルは防ぐことができます。

 

カスタマイズしたCSSが消えてしまう

サイト作成者によってどのようなテーマを使用するかは異なりますが、更新をしたらカスタマイズをしたCSSが全てなくなってしまったと焦る経験をした方もいるでしょう。初心者がまず覚えておきたいこととしては、テーマやプラグインに関してはアップデートをする頻度が高いということです。更新がされれば元のテーマやプラグインに関しても前のデータが失われることとなるので、回避方法を知らないとアップデートのたびに消えてしまいます。自身でカスタマイズをしたCSSなどを消してしまわないためには、子テーマを用意する必要があります。子テーマは基本的にアップデートがされないので、元のデータが消えてしまうことはありません。カスタマイズを行う場合は必ず子テーマを作ることは忘れないようにしましょう。

 

プラグインの相性が悪くてバグが発生する

WordPressには数多くのプラグインが存在しています。便利なものが多く、最初はあれもこれも入れてみたいと無我夢中でインストールしてしまう方もいるでしょう。しかし、追加しすぎることでサイトに悪影響を及ぼすことがあります。例えば、サイトが表示されないトラブルや、CSSが読み込まれないなどの初心者を困らせてしまう現状が次々と発生する場合があります。手が付けられないくらいプラグインが悪さをしてしまうと大変なので、あれもこれも目に付いたものを入れるのではなく、必要最低限に抑えておくことがコツです。プラグインはテーマによって相性が異なるので、事前に何が適しているのかなどを調べてからインストールすることをおすすめします。

 

サイトのスピードが遅い

WordPressでサイトを作成する場合、記事などのデータがあまり入っていないものに関しては速いスピードで動いてくれるだろうと思っている方もいますが、実は予め対策をしておかないと最初から遅いままで頭を悩ませることとなります。対策をする方法としてはいくつかありますが、例えば画像のサイズを減らしたり、ブラウザキャッシュの設定をして再訪問の負担を減らしたり、リソースを圧縮させて転送サイズをできる限り最小限にしたりすることなどは最低限やっておいた方がいいでしょう。ただ単に記事を書いて投稿するだけではどんどんサイトのスピードが遅くなり、訪問者にストレスを与えてしまうことになる可能性が高いので注意が必要です。

サイトを高速化させるための方法については、「遅いWordPressを高速化させる7つの方法」で詳しく説明しているので参考にしてみてください。

 

ウィジェットが表示されない

WordPressを使用している方は、ウィジェット機能を頻繁に活用することも多いと思いますが、稀に表示されないトラブルで悩まされることがあります。様々な原因がありますが、トラブルが発生した場合はfunctions.phpの記述が正しいかチェックしてみましょう。特に自分で表記する場合ですが、カンマが抜けていないか、シングルクォーテーションが抜けていないかなどの確認は忘れずに行いましょう。また、単語のスペルミスなどで表示されない場合もあるので、見落とさないようにしっかりとチェックすることが大切です。その他にも保存がされているかについても確認してください。変更はしたものの変更を保存していなければ当然ながら設定する前の状態に戻ってしまいます。正しく保存がされているかもチェックしておきましょう。

 

サーバーを契約していない

WordPressについて全くの初心者という方で、大手企業が運営しているブログからWordPressに移動したという方は、知識がなくても記事が勝手にWeb上に公開されるので、サーバーの存在を知らないという方もいます。その状態で記事を書いて投稿をしてもアクセス数が全くないなど焦った経験がある方もいるのではないでしょうか。ウェブ上に表示するためには、まずサーバーを契約しなければなりません。自分自身で作成することもできますが、手間などがかかるので、できる限り契約するだけで使用できるレンタルサーバーなどがおすすめです。契約することでWeb上に表示されないなどのトラブルは回避できるので、WordPressでサイトを作成する場合には事前に確認をしておくことが大切です。

サイト管理を制作会社に任せるという手もあり!

ここまではWordPressで初心者がはまりやすいトラブルについて紹介しましたが、必ずしもWordPressでサイトを作成するのは自分自身でやらなければならないというわけではありません。使いこなせる自信がないという方や、どのように作成したらいいか分からないという方に関しては、制作会社に全て任せるという手もあります。制作会社ならオーダーメイドで要望に応じたWordPressサイトを作成してくれますし、分からないことがあればアドバイスもしてくれます。なるべく手間をかけたくない方や、サイト作成以外のことに時間を使いたいという方はサイト管理や作成を制作会社に依頼してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回はWordPress初心者がよく陥りやすいトラブルについて紹介しました。全部で6つのよくはまりやすい罠を説明しましたが、一つひとつのことを丁寧に設定したり、確認したりしながら進めることでトラブルは回避できます。ネット上にも様々な解決方法があるので、初めてで自信があまりないという方は、トラブル回避法などもチェックしながら自分のペースでWordPressサイトを作成してみてください。

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著者情報
Webディレクター
畑中 孝仁

GrowGroup株式会社のディレクターを行っている畑中です。
主にマーケティングやアクセス解析を中心としてご提案から、サイト制作のディレクションを担当しております。


弊社エンジニアが執筆したWordPress標準デザイン講座が出版されています弊社エンジニアが執筆したWordPress標準デザイン講座が出版されています
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