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WordPressデザインを自作するメリットやデメリットは!?どんな人にオススメなの?

畑中 孝仁
  • WordPress
公開: 2018.12.27 更新: 2022.01.17

WordPressには無料テーマや有料テーマなどがあり、ダウンロードをすれば誰でも自由に使用できますが、中には自作テーマを作りたいと思っている方もいるのではないでしょうか。今回は、WordPressデザインを自作したい人が知っておきたいメリットやデメリット、注意点などを中心に紹介していきたいと思います。

WordPressの自作テーマとは何か?

そもそもWordPressのテーマとは、サイトのデザインや表示するためのコードをまとめたファイルのことを言います。このファイルを導入することで、様々なデザインや機能のあるサイトに仕上げることができます。

WordPressのテーマは、既に第三者が作った有料、無料テーマがあり、この2つはダウンロードして導入するだけなのでそれほど手間がかかることはありません。

しかし、自作テーマの場合は、デザインやコーディングなどの作業を全て自分で行わなければならない特徴があります。もっとオリジナリティ溢れるサイトに仕上げたいと思っている方は自作テーマが有効的な方法ですが、手間がかかるということは頭に入れておいた方がいいかもしれません

それでは具体的に自作テーマのメリットやデメリット、どんな人にオススメでこんな人は止めた方がいいという点を見ていきましょう。

WordPressに自作テーマをインストールするメリットとは!?

WordPressに自作テーマをインストールするメリットは大きく分けると3つあります。

 

自分の思い通りのサイトデザインを作れる!

WordPressを自作する一番のメリットとしてあげられるのが、自由度が高いという点です。例えば一部分だけ背景色を変更したい、バナーの位置を変えたいなど自分の思い通りに細かく設定することが可能になります。

一方で第三者が作成するテーマは、細かな部分を自由に変更するというのは難しいのが現状です。この機能は良かったけど、この部分は妥協しなければならないなど、100%納得する形を作るのは難しくなります。

そのため、カスタマイズのしやすさという点では自作テーマのほうが魅力的な部分はあります。

 

デザインの修正もしやすい

WordPressにあるテーマは、インストールすることで既にデザインまでもそのまま使えるというのが特徴的です。既存のテーマなら、デザインの変更などあまりしなくていいので楽ですが、逆を言うと細かな修正ができないというデメリットもあげられます。

しかし、自作テーマなら基本的に自由に修正することが可能なので、自分が思い描いていたデザインに仕上げることができます。デザインも細かく変えられるというのは魅力的な部分です。

 

Web開発のスキルが身に付く

自作テーマは、自身で全ての作業を行わなければならないので、様々なWeb開発のスキルが身につくというメリットがあります。例えば、HTMLやCSSなどのWeb制作技術はもちろん、JavaScriptやjQuery、WordPress関数、PHP、MySQLのスキルを習得できます。

これらのスキルを一から身につけるのは大変ですが、自分で何でもできるようにしたいと思っているなら、自作テーマで勉強してもいいでしょう。

自作テーマはやめておくべき?自作テーマのデメリットとは

WordPressのテーマを自作するのには大きく分けて3つのメリットがありましたが、残念ながらメリットだけではありません。デメリットの部分もいくつかあるので、これから自作テーマを検討中の方はチェックしておいた方がいいかもしれません。

 

テーマ作成に膨大な時間が必要

無料テーマや有料テーマの場合、インストールして導入するだけですぐに使用することができます。何もしなくてもクオリティの高いサイトに仕上がりますが、自作テーマの場合はまっさらな状態から開発業務を進めることとなります。

Web制作技術がある方でも数か月以上はかかると言われているので、全くスキルがない方が自作テーマをするとなると膨大な時間がかかってしまいます

そのため、時間に余裕がある方なら問題ありませんが、できる限り早くサイトを仕上げたいと思っている方にはあまりオススメできない方法です。

 

テーマ作成といってもかなりWeb開発の知識が必要

先ほども少し紹介しましたが、WordPressのテーマを自作するためにはWeb制作の知識が必要です。マークアップ言語やプログラミング言語を覚えなければならないので、一から勉強する方は習得までに何年もかかることがあります。

どのようなサイトを作り上げるかによって異なりますが、記事作成などが中心になるという場合は執筆作業も相当大変なものになるので、できればWordPressのテーマを使うか、テーマを制作してくれる制作会社に依頼することをオススメします。

自作テーマはこんな人がおすすめ

自作テーマの制作は、向いている人もいればあまり向いていない方もいます。ここではどんな人が自作テーマの制作に向いているのかを紹介していきます。

 

Web開発スキルを向上させたい人

WordPressの自作テーマは、かなりの時間が必要だと説明しましたが、それによって得られるスキルがたくさんあることも事実です。

Web制作のスキルを学びたい、興味があるという方は、一度挑戦してみてもいいかもしれません。

 

特別なデザインをテーマに採用したい人

WordPressにある無料テーマを使う場合、こだわりの強い人にとっては納得できるテーマというのはあまり存在していません。100%自分好みのテーマにしたいならデザインやレイアウトを細かく調整できる自作テーマがオススメです。

特に既存テーマにはないデザインやレイアウトを作りたいと思っている方は自作テーマを検討してみてはいかがでしょうか。

こんな人は自作テーマの開発をやめよう!

自作テーマはなんでも自由にできるので魅力的ですが、状況によってはそこまでやる必要はないということもあります。具体的に自作テーマの開発は止めた方がいいという状況も説明します。

 

Web開発スキルが不十分な人

これからWordPressのテーマを自作で作ろうと思っている場合、既にWeb制作スキルがある方は初めからスムーズに進めることができるので問題ありません。

しかし、何から始めたらいいのか分からない方や、プログラミング言語1つひとつを最初から勉強する場合は負担が大きくなりますし、いつサイトが完成するかもわからないのであまりオススメできません。特にWeb制作に興味がない方で一から勉強する場合は挫折してしまう可能性もあるので、こういった方は知識がある制作会社に依頼するか、もしくはWordPressの既存テーマの使用をオススメします。

 

記事制作に時間をかけたい人

Webサイトのほとんどは、自分たちのサイトを検索上位にするために記事執筆作業を行っています。テーマを自作するように、記事執筆も相当時間がかかりますし負担が大きい作業になります。記事は他の人に依頼するという場合は問題ありませんが、執筆作業も自分で行う場合は負担を軽減させるためにも自作テーマは避けた方がいいでしょう。

 

サイトに費用を十分かけられる人

WordPressの自作テーマは、必ずしも自分自身で行わなければならないかと言うとそうではありません。予算に余裕があるという方は、できればホームページ制作の会社に依頼をした方が負担も少なく済みますし、ハイクオリティなデザインに仕上がります。特に自分で作るのは面倒だと思っている方は依頼を検討してみてはいかがでしょうか。

ゼロベースでテーマ作成してもらいたいなら制作会社を利用しよう

WordPressのテーマをホームページ制作会社に依頼するメリットとしては、自分の思い通りのデザインに仕上がることです。希望通りのデザインやレイアウトにしてくれるので魅力的です。

また、制作にはWeb制作スキルのあるプロフェッショナルが担当するので、自分自身で1からデザイン制作するよりも早く仕上がる可能性が高いでしょう。

ゼロベースでテーマの制作をしたいと思っている場合は、一度制作会社に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回はWordPressの自作テーマについて話しましたが、知識がない方が1から制作するというのは簡単なことではありません。

特に、個人規模の場合は負担が大きくなることも考えられるので、自信がない方はWordPressの既存テーマや制作会社への依頼を検討してみてはいかがでしょうか。

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著者情報
Webディレクター
畑中 孝仁

GrowGroup株式会社のディレクターを行っている畑中です。
主にマーケティングやアクセス解析を中心としてご提案から、サイト制作のディレクションを担当しております。


弊社エンジニアが執筆したWordPress標準デザイン講座が出版されています弊社エンジニアが執筆したWordPress標準デザイン講座が出版されています
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