ホームkeyboard_double_arrow_rightナレッジブログkeyboard_double_arrow_right【決定版】プロが使うおすすめのWordPressレンタルサーバー6選

【決定版】プロが使うおすすめのWordPressレンタルサーバー6選

畑中 孝仁
  • WordPress
公開: 2018.11.30 更新: 2022.01.17

WordPressを導入する前に、WordPressを動かすためのサーバーを用意する必要があります。
サーバーと一言で言っても数多くの種類があり、サーバーの種類によって性能などが異なるので、慎重に選びたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

今回は、WordPressサーバーの選び方Web開発のプロが利用するおすすめのレンタルサーバーをご紹介しますので、サーバーをこれから契約する人はチェックして下さい。

WordPressサーバーを選ぶ際の8つのポイント

WordPressを動作させるサーバーを選ぶ際は、いくつかの点をチェックする必要があります。
まずはどのようなポイントに目を向けて選ぶべきか解説していきます。

① マルチドメインの有無

マルチドメインとは、ひとつのサーバーで複数のドメインを運用することです。
例えば、1つのサーバーで「no1.com」と「no2.com」という2つのサイトを持つ場合、1つのサーバーで2つ以上のドメインを運営している状態になるので、サーバーをマルチドメインで運用していると言うことができます。

実は、サーバーの種類やレンタルサーバーのプランによってマルチドメインでの運営は可能かどうか、1つのサーバーで何種類のドメインを持てるかどうかが変わります。

Webサイトをはじめる段階では1種類のドメインで十分と思っていても、時が経過すれば新しいWebサイトを同じサーバーで構築したくなることもあるでしょう。
拡張性や柔軟性を高めるためにも、サーバーを選ぶ際はマルチドメインに対応しており、いくつかの種類のドメインを持てるサーバーへの契約をおすすめします。

 

② 容量

サーバーの容量をチェックすることも選ぶ際のポイントです。
容量はデータを入れられる箱の大きさと考えましょう。もちろん、容量が大きければ入れられるデータも増えます。逆に小さいと入れられるデータは少なくなってしまいます。

WordPressを動作させるだけだから、小さい容量で十分と考える人もいるでしょう。
しかし、画像や動画をアップロードしたり、WordPressの運用年数が長くなればなるほど記事数も増えたりするので、意外と容量は消費します。そのため、できるだけ容量が大きいサーバーを選択するといいでしょう。

 

③ 表示速度

サーバーの選択によってWebサイトの表示速度は変化します。
なぜなら、それぞれのサーバーでスペックが異なるからです。
そのため、サーバーを選ぶ際はCPUのクロック数やメモリを確認してから選ぶようにして下さい。

 

④ 転送量をチェックする

転送量とは閲覧者とサーバーでやり取りされるデータのことです。
例えば、100KBのページに閲覧者がアクセスすると、サーバーは100KBのデータを転送することになります。
この転送量ですが、サーバーによって上限が決められており、転送量は制限されています。

転送量が50GBの場合、その転送量を超えると503というHTTPエラーをはき、Webサイトを閲覧できなくなります。特にWebサイトにアクセスが集中した時にこのエラーが起きやすいです。

サーバーを選ぶ際には、できるだけ転送量が多いものを選択するといいでしょう。
そうすることで、アクセス集中時の503HTTPエラーが起きづらくなります。転送量が多いサーバーを選ぶことで、アクセス集中時に閲覧ができないという状態を回避することができるというわけです。

 

⑤ SSLを導入できるか

サーバーを選ぶ時は、必ずSSLを導入できるものを選択するようにしましょう。

SSLとはデータ通信を暗号化するためのもので、現在公開されている多くのWebサイトがSSLに対応しています。WebサイトがSSL化されていることで、閲覧者に安全なサイトであることを示すことができます。そのため、SSL化はWebサイト運営者にメリットがあると言えるでしょう。

今では多くのサーバーがSSL化に対応していますが、サーバーによってSSL導入の手間が異なります。管理画面からボタンひとつでSSL化できるものもあれば、コマンド操作をしなければならないサーバーもあります。サーバーを選ぶ時はSSLを導入できるかだけでなく、簡単にSSL化できるかも確認しておきたいポイントのひとつです。

 

⑥ 初期費用・月額料金

WordPressを導入するサーバーを選ぶ時は、初期費用や月額料金を確認することもポイントです

初期費用はできるだけ安く済ませることをおすすめしますが、月額料金は安ければいいというものではありません。なぜなら、月額料金によってサーバーのスペックも変化するからです。そのため、サーバースペックと料金をしっかり照らし合わせて契約することをおすすめします。

 

⑦ サーバーの管理画面は使いやすいか

管理のしやすさもサーバーを選ぶ際のポイントとして挙げられるでしょう。
コマンド操作、いわゆる黒い画面での作業を余儀なくされるサーバーも少なくありません。そのため、できるだけわかりやすく使いやすい管理画面のサーバーを選択するようにしましょう。

 

⑧ サポートの充実さ

サーバー契約をしたことがある人なら理解できると思いますが、サーバーでトラブルが発生した時、サーバー業者に連絡すると「サポート対象外です」と言われることは意外と多いです。特にサーバー側の知識がない人は困るので、できるだけサポートが充実しているサーバーの選択をおすすめします。

WordPressのサーバー一覧

WordPressのサーバーの選び方を理解できたところで、プロが選ぶおすすめのレンタルサーバーをご紹介していきます。
これからご紹介する内容はサーバーを契約したい人にとって必ず為になる情報なので、チェックすることをおすすめします。

Xserver

XserverはCMS簡単インストール機能が搭載されており、WordPressを簡単にインストールすることができます。インストールに手間がかからず、WordPress初心者でも利用しやすくなっています。

また、不正アクセスからWebサイトを守るWebアプリケーションファイアウォールや無料で独自SSLを提供してくれます。そのため、初心者だけでなく安全な環境を実現したい人やSSL化したWebサイトを運用したい人にもおすすめのサーバーです。



 

wpXクラウド

wpXクラウドは高速なWordPressを運用したい人におすすめのサーバーです。
wpXクラウドでは、高速なサーバーを実現するために、最新の高性能を搭載したり、HDDではなくSSDを記録メディアとして採用したりしています。また、キャッシュ処理にも優れているので、Webサイトの速度に重点を置きたい人は契約を検討するといいでしょう。

KUSANAGI

少しここで一息つきませんか?皆さん、KUSANAGIというOSテンプレートをご存知ですか。KUSANAGI はWordPressを高速に動かすために作られたOSテンプレートです。
つまり、KUSANAGIを使ってWordPressを動かせば、高速にWebサイトを運用できるというわけです。高速かつWordPress特化型のOSテンプレートなので、VPSサーバーを契約する人などは導入を検討してみてはいかがでしょうか。



 

Heteml

Hetemlは高速かつ容量が多いという点が魅力です。
HetemlではSSDを採用しており、高速なデータの読み書きを実現してくれます。さらに、SSDでありながら豊富な容量を提供してくれます。そのため、高速かつデータ容量に余裕を持ってWordPressを運用したい人におすすめのサーバーです。

 

さくらインターネット

さくらインターネットは非常に有名なサーバーです。
さくらインターネットのレンタルサーバーにはいくつかのプランが準備されており、契約を検討している方の要望に合わせて選ぶことができます。

さくらインターネットは無料お試し期間があるので、どのぐらいの性能なのか試すこともできます。プランによって容量や転送量、マルチドメインの数などが変化しますので、しっかりと見比べて自分に合ったものを選択するようにして下さい。



 

ロリポップ

充実したサポートを提供してくれるサーバーを選びたいという人は、ロリポップを選択することをおすすめします。
なぜなら、ロリポップは技術的な内容のサポートにも対応してくれるからです。技術サポートは対象外というところも多いので、魅力を感じる人もいるのではないでしょうか。



 

お名前.com

できるだけ高性能なサーバーを安く運用したいという方はお名前.comとの契約を検討してみてはいかがでしょうか。
ほかのサーバーに比べて、お名前.comのレンタルサーバーはコストパフォーマンスが高く、初期費用は無料、月額費用も最大で2ヶ月間無料です。お名前.comは安さにメリットがあるサーバーと言えます。



サーバースペックの一覧表

サーバー契約をご検討している人が比較しやすいように、下記にサーバースペックの一覧表を作成させていただきました。是非、参考にして自分に合ったサーバーを選びましょう。

サーバー名

月額料金

初期費用

容量

マルチドメイン

データーベース

転送量

SSL化

Xserver

1,000円

3,000円

SSD/200GB

無制限

50個

70GB/日

独自SSL無料

wpXクラウド

500円

無料

SSD/10GB

1個

1個

25GB/日

独自SSL無料

KUSANAGI

無料

Heteml

1,100円

2,000円

SSD/200GB

無制限

70個

80GB/日

独自SSL無料

さくらインターネット

1,543円

1,029円

HDD/200GB

150個

50個

120GB/日

独自SSL無料

ロリポップ

250円

1,500円

HDD/50GB

50個

1個

60GB/日

独自SSL無料

お名前.com

900円

無料

HDD/200GB

無制限

100個

非公開

独自SSL無料

まとめ

サーバー選びはWebサイト運営にかなりの影響を及ぼします。
例えば、Webサイトの表示速度や転送量などです。そのため、これからWordPressを導入するためにサーバーを契約する人は慎重に選ぶことをおすすめします。

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著者情報
Webディレクター
畑中 孝仁

GrowGroup株式会社のディレクターを行っている畑中です。
主にマーケティングやアクセス解析を中心としてご提案から、サイト制作のディレクションを担当しております。


弊社エンジニアが執筆したWordPress標準デザイン講座が出版されています弊社エンジニアが執筆したWordPress標準デザイン講座が出版されています
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